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【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 5 回 バックアップが仮想マシンに!

2012年05月08日

こんにちは、わくです。

今回は ShadowProtect4 Personal の便利でちょっと面白い機能である「VirtualBoot」について、紹介したいと思います。

まず、今までの回で ShadowProtect4 Personal のバックアップは「パーティション単位」の
イメージバックアップで、その中には保存したデータはもちろん、Windows OS やインストールされたアプリケーションのデータも含まれている
ということを紹介してきました。

今回紹介する「VirtualBoot」機能は、そのバックアップの中の Windows OS を実際のマシンのように使用できる、といった機能になります。
また、その中のデータやアプリケーションのインストール状況なども、バックアップを作成した時の状態になります。

実際のイメージとして、次の画像ショットを見てみてください。


>> 画像クリックで拡大表示

Windows 7 の中で、Windows 7 が起動しているのが分かると思います。
こちらは Windows 7 をバックアップした環境で、「VirtualBoot」機能を使って、
Oracle VM VirtualBox の仮想マシンとして使用している
、といった場面になります。

今回はこの「VirtualBoot」機能の設定方法、また、どんな場合に活用できるのか?
といったことを紹介してみたいと思います。

■ VirtualBoot の設定方法
■ どんな場合に使えるのか?



■ VirtualBoot の設定方法

まず、元となるバックアップを用意する必要があります。
これは ShadowProtect4 Personal でシステム領域が含まれているバックアップが作成済みであれば、OK です。

それと、仮想マシンを動かすためのソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」
ダウンロードする必要があるので、インターネット環境が必要になります。

後はお使いのコンピュータが仮想化機能に対応している必要があります。大体の目安として、
Intel Core 2 Duo 以上の CPU が搭載されたマシンをお使いであれば、大丈夫だと思います。


それでは具体的な設定方法について、説明していきたいと思います。

まず、スタートメニューから [すべてのプログラム] - [ShadowProtect] と選択すると、
「VirtualBoot」が見つかりますので、こちらを選択します。


>> 画像クリックで拡大表示

ShadowProtect VirtualBoot ウィザードが起動するので、ウィザードを進めて [イメージファイルの追加] から作成したバックアップファイルを指定します。
※ なお、作成したバックアップファイルを右クリックしてショートカットメニューから [VirtualBoot] を選択することで、そのバックアップファイルを指定した状態で VirtualBoot ウィザードを起動させることもできます。

 
>> 画像クリックで拡大表示

イメージファイルの指定後、ウィザードを進めていくと「VirtualBox がインストールされていません。」と表示されるので、ダウンロードリンクをクリックして、インストール用のファイルをダウンロードします。

 
>> 画像クリックで拡大表示

一旦、ここで ShadowProtect VirtualBoot ウィザードは終了し、ダウンロードしたインストールファイルを実行して、ウィザードにしたがいインストールします。

インストールは特に難しいことはなく、ウィザードをそのまま進めていけば OK です。
インストール中に表示されるデバイスのインストールは、仮想マシンの動作に必要なので、すべてインストールしてください。

 
>> 画像クリックで拡大表示

※ 注意点として、VirtualBox は VirtualBoot ウィザードから入手できるバージョン "4.0.4" を使用してください。VirtualBox の公式ページや、インストール後に VirtualBox を起動すると "4.1.14" といった最新バージョンを推奨されますが、今現在 VirtualBoot で対応していないため、必ず VirtualBox はバージョン "4.0.4" を使用してください。

VirtualBox のインストールが完了したら、再び ShadowProtect VirtualBoot ウィザードを起動して、ウィザードを進めます。
仮想マシンの作成オプション画面に移動したら、バックアップした環境の Windows OS を選択して、同じ画面で任意の仮想マシン名を設定してから次に進みます。


>> 画像クリックで拡大表示

最後に [完了] を選択すると、自動的に仮想マシンが構成され、起動します。


>> 画像クリックで拡大表示

起動時には、画面ショットのようなメッセージが表示されます。
これは仮想マシンを使用している時にカーソルをホストマシンに移動するには、キーボード右下にある Ctrl キーを押す必要があるという意味のメッセージです。後で専用のツールをインストールすれば、このメッセージは表示しない設定に変更しても OK です。

また、Windows 7 の初回起動時には黒い画面で白文字のメッセージが表示される場合がありますが、少し待っていれば、自動的に Windows 7 が起動できます。

Windows 7 にログオンすると、ネットワーク設定の選択や、デバイスドライバのインストールが自動的に始まりますが、基本的にネットワークは [ホーム ネットワーク] を選択し、デバイスドライバのインストールに関しては、終了後に [今すぐ再起動する] というメッセージが表示されるので、それに従って再起動すれば OK です。

再起動できたら、VirtualBox の仮想マシンを快適に使うためのツールをインストールしたいと思います。

メニューから [デバイス] - [Guest Additions のインストール] を選択し、後はウィザードにしたがってインストールしてください。



 
>> 画像クリックで拡大表示

Guest Additions のインストールが完了すると、再起動が要求されるので仮想マシンを再起動します。
これで右下の Ctrl キーを押すことなく、ホストマシン⇔仮想マシン間でカーソルを移動できます。

後は好みで Windows 7 のデザインを変更すれば、まるで別のマシンのように使用することができます。


>> 画像クリックで拡大表示

もちろん、他コンピュータのバックアップを同じように仮想マシン化して使うこともできます。
ここでは別の Windows XP マシンのバックアップを使用して、仮想マシンを作成してみました。


>> 画像クリックで拡大表示

もちろん、仮想マシン内でもインターネットは使用できます。


>> 画像クリックで拡大表示

最後に注意点として、Windows のアクティベーションを行わない限りは、この仮想マシンが使用できるのは数日間になります。
これは、仮想マシンに移行した Windows が再アクティベーションを要求するためです。


>> 画像クリックで拡大表示

これは Windows の仕様上回避することはできませんが、VirtualBoot 機能を最大限に活用できる場面では、仮想マシンは数日間使用できれば問題ないと考えています。

こちらに関しては、後述の使用例を見てみてください。


■どんな場合に使えるのか?

それでは、「VirtualBoot」機能がどのような場面で有効に活用できるのか、説明したいと思います。

  1. ハードウェアの不具合が発生した場合に古いデータにアクセスする
    例えば、バックアップを取得していたマシンのハードウェア(ハードディスクなど)が壊れてしまった時、バックアップを復元するだけでは対応できないことがあります。

    この時、復旧するまでにはある程度の時間が掛かってしまいますが、すぐにこのマシンに入っていたデータを取り扱いたい場合、困ってしまいますね。

    その時、VirtualBoot 機能を使って別のコンピュータでバックアップしていた Windows OS を起動すれば、既にインストールされている適切なアプリケーションで、バックアップ内のデータを展開することができます。

    ここでポイントになるのが、バックアップ内に保存されているデータを展開できるアプリケーションが最初から入っている、という点です。例えば、Excel ファイルを編集するには Excel を編集できる Microsoft Office などのソフトウェアが必要ですが、バックアップした環境にそれが含まれていれば、仮想マシン化した後にそれを使ってすぐに Excel ファイルを編集できます。

    バックアップからデータを取り出すだけなら、ShadowProtect の「マウント機能」でも可能ですが、データを適切なアプリケーションで展開するには、バックアップ内のアプリケーション含めて使用できる VirtualBoot 機能が非常に有効です。


  2. 使用できるか分からないソフトウェアを検証する
    仮想マシンは「使えるか分からないソフトウェア」や、「安全性が曖昧なソフトウェア」を試しにインストールする、といった使い方に向いています。
    特に ShadowProtect4 Personal ではバックアップさえ残しておけば、VirtualBoot 機能によって仮想マシンは何度でも作成し直せますので、気軽に試すことができます。

    ただし、高度な 3D グラフィックを使用するようなソフトウェアは、仮想マシンで動かない場合が多いので注意してください。


  3. バックアップを検証する
    例えば、数ヶ月前に取得したバックアップイメージがきちんと動作するか、また詳しいアプリケーションのインストール状況などを確認したい場合にも、VirtualBoot 機能を使って仮想マシンを作成してみることで、Windows OS がきちんと使用できるか、またバックアップ内のデータを詳しく確認することができます。


このように、VirtualBoot 機能を使えば ShadowProtect4 を利用する幅が広まります!


今回の説明は以上です。

「仮想マシン」と聞くと一見難しい印象を持ちますが、実際には導入から設定まで、特に難しいことはなく動かすことができますし、バックアップさえあれば簡単に作成できますので、是非試してみてください!


ShadowProtect4 Personal
http://www.runexy.co.jp/personal/shadowprotect4/

ShadowProtect4 Personal のトライアル版
ShadowProtect4 Personal のトライアル版は、上記製品ページ右メニューから[トライアル版ダウンロード] を選択していただき、表示されたフォームに入力していただくと、入力されたメールアドレス宛てにプログラムのダウンロード URL が送信されます。トライアル版の制限事項はこちら

今すぐ ShadowProtect4 Personal が欲しい方はこちら
http://www.ec-shopping.net/neos/runexy10/c/22252

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カテゴリ『ShadowProtect』の記事一覧 (全5つ)

2012年05月08日  『【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 5 回 バックアップが仮想マシンに!』
2012年04月09日  『【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 4 回 あのソフトと比較してみました!』
2012年03月16日  『【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 3 回 リカバリ メディアって何?』
2012年03月01日  『【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 2 回 どんなバックアップがあるの?』
2012年02月17日  『【ShadowProtect4 Personal 連載企画】第 1 回 これってどんなソフト?』

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