市販のパソコンを使っているけど性能がいまいち、また市販パソコンは高いから安く高性能のパソコンを購入するためにもBTOパソコンを選びたいと考え、BTOパソコンをチェックしてみると多くの専門用語やスペックに戸惑いますよね。
どれを選べば自分が満足するパソコンになるのか、どう選んでいけば間違いがないのかなどは知識がないとなかなか判断が出来ません。
今回はBTOパソコンを購入する際にチェックする様々な項目のうち
- CPUクーラーについての簡単な選び方
- 目的用途を考慮したCPUクーラーの選定方法
これらのポイントを重点的に紹介しているので、もしあなたがBTOパソコンのCPUクーラーの選び方で迷われている場合はぜひご確認ください!
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CPUクーラーの基礎知識
パソコンを動かすとCPUはどんどん高温になっていくため、それを冷やすためのパーツが「CPUクーラー」です。
CPUは大きな負荷がかかると70~80℃もの高温になりそのままにしておくとCPUの性能も一時的に低下してしまうため、それを冷やすためのCPUクーラーが必要になります。
空気を使って冷やす「空冷タイプ」と水で冷やす「水冷タイプ」、またファンの大きさの違いがあるものの、CPUクーラーを選ぶ際に重要なポイントは「マザーボード・PCケースが対応しているか」という部分なので覚えておきましょう。
CPUクーラーの種類
先程紹介した通りCPUクーラーは2つのタイプがあり冷やし方が違うので、まずはそれぞれの特徴をチェックしておきましょう。
空冷タイプ
空冷タイプのCPUクーラーはCPUの発熱をヒートシンクに伝え、ヒートシンクの隙間に比較的冷たい空気を流すことでCPUを冷やすタイプです。
参考商品↓
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水冷タイプ
水冷タイプのCPUクーラーはパイプが通っているのが特徴で、このパイプを通して水を循環させ冷却させるタイプになります。
参考商品↓
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CPUからの発熱で温まった水をラジエーターとファンで冷却させて再びCPU側に送るという仕組みになっていて、空冷タイプと比べると水冷タイプのCPUクーラーのほうが冷却性能が高いです。
またCPUクーラーの性能はファンのサイズによっても大きく変わり、サイズが大きければ冷却性能が高いと判断して問題ありません。
ファンサイズが大きいと静音性も高いというメリットもあり、高負荷環境が予想される場合はできるだけ大きなファンサイズを選ぶようにしましょう。
BTOパソコンを作るときのCPUクーラーの選び方のポイント
CPUクーラーがどんなものかを把握したところで、いよいよBTOパソコンを購入する、カスタムが必要な場合はカスタムする際のCPUクーラーの選び方ポイントをチェックしていきましょう!
使用目的・用途
CPUクーラーはCPUを冷やすためのパーツなので、まず最初にどのCPUを選ぶかを考え、その後にCPUやPCケースに合ったCPUクーラーを選ぶことになります。
そのためにはBTOパソコンを購入する理由、ウェブサイト閲覧やイラスト制作、ゲームなど使用目的や用途をしっかり考え、それに見合ったCPUを選びましょう。
3DCGや3Dゲームなどを楽しみたい場合はCPUもハイスペックなタイプを選ぶことになるので、CPUクーラーもCPUに合わせ、ファンの大きなしっかり冷却するタイプが必要です。
一方CPU性能もこだわっていない、オーバークロックもしない、高負荷がかかる使い方をしない場合は、CPUクーラーだけ性能が良いものを選んでも何のメリットもありません。
予算
CPUクーラーはCPUのスペックに合わせて選ぶ、高負荷環境が多い場合は高性能なタイプを選ぶことを考えるパーツで、しかしもちろん予算との相談は欠かせません。
ファンのサイズを大きなタイプに変更する、水冷タイプのCPUクーラーを採用するなどの場合はもちろん必要な予算も上がるので、必ず予算と相談するようにしてください。
特に水冷タイプのCPUクーラーを選ぶと基本から+8,000円など一気に値段が上がるので、予算とも相談し、CPUとのバランスを考えていきましょう。
他パーツとの組み合わせ、相性
CPUクーラーはそもそもCPUによって使えるタイプがある程度決まるものではありますが、PCケースに収められるかの確認は必要になります。
BTOパソコン購入の場合は基本的に組み合うものしかカスタムできないようになっているのであまり気にせずとも大丈夫なものの、自分でも確認できるようにしておくと安心ですね。
まとめ
今回はCPUクーラーの選び方についてをお話しました。
CPUクーラーの選び方をまとめると
- 空冷タイプと水冷タイプがある
- ファンのサイズが大きいほど高性能
- CPUとPCケースが対応しているCPUクーラーを選ぶ必要がある
- CPU性能に合わせたCPUクーラーを選ぶ
BTOパソコンを購入する際はPCケースに対応していないタイプはそもそも選べないようになっていることもあり、基本的にカスタム出来るものから選べば問題ありません。
またCPUをハイスペックにしない場合は基本的にカスタム不要、CPUに付属しているCPUクーラーで全く問題がなくなるので、予算や必要なスペックとも相談しましょう。
オーバークロックCPUを使っていたり高負荷環境が想定される場合はCPUクーラーもしっかり大きなタイプを選んだほうが安心なので、CPUのスペックを見ながら考えてくださいね!
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