パソコンを購入するために様々なBTOメーカーのサイトを巡ったりショップを巡ったりし、ようやく欲しいパソコンを決めたら嬉しくてすぐに買いたくなってしまいますよね。
しかしここで即購入してしまうのではなく、失敗しないためにも「PC購入前の最後のチェックリスト」を一度確認してみてはいかがでしょうか。
ポイントとしては
- カスタマイズは適切か
- 使用目的に沿っているか
- 予算範囲内であるか
- 依頼BTOショップの保証規定や返品、キャンセルについての規定、納期や支払い方法などを把握しているか
これらのポイントを理解しておくだけで、あとで取り返しのつかない返品やキャンセルなど面倒なことに気を煩わせずに済みます。
パソコンは決して安い買い物ではなくこれからのパソコンライフが快適なものになるかも関わるので、しっかり確認し後悔しないパソコンを選ぶことが大切です。
ここではPC購入前の最後のチェックリストを紹介します。これだけ確認しておけばもう後悔しないパソコン選びが可能となるのでぜひご確認ください!
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焦らず購入直前に確認が大切!
購入したいパソコンを選んだら今すぐ欲しくなりつい購入を決定してしまうかもしれませんが、ここで焦らず一度しっかりチェックしておくことを強くオススメします。
慌てて購入してしまったために使い始めてから後悔する、またパーツが足りずすぐにパソコンを使えない……こんな経験があった方も多いのではないでしょうか。
パソコンは格安のものも増えたとはいえ使いたいパソコンスペックによってはかなり高額の買い物でもあるので、購入前、最後に確認しておきたいチェックリストを必ずご確認ください。
BTOのPC購入前に確認すれば間違いないチェックリスト
ではいよいよPC購入前に確認しておきたいチェックリストを紹介します。特にBTOパソコンを購入する前に確認しておきたい項目を見ていきましょう!
必要なカスタマイズ内容になっているか?
メールのやり取りやインターネットをちょっと使いたい場合はそこまでこだわっていないかもしれませんが、最新パソコンゲームや3D処理が目的でパソコンを購入する場合は最も確認しておきたい項目です。
例えばやりたいゲームや使いたいソフトの推奨スペック、長く使うことを考えたら余裕を持った推奨スペックは十分に満たしているかはしっかり確認しておきましょう。
また特にデスクトップパソコンの場合の注意点として、家庭内で使う環境で無線LANやBluetoothが必要という場合は搭載されているか、オプションで選べるかも確認するようにしてください。
もしオプションでも選べない場合はパソコンが届くまでにお近くの家電屋さんなどで用意することができるので、できると思ってしまっているよりは安心して待つことが出来ます。
カスタマイズについては逆のチェックもしておくことが大切で、例えばグラフィックボードはそこまで必要としていないのに高スペックなグラフィックボードをカスタマイズし、不要なレベルのハイエンドパソコンにする必要もありません。
必要ないけれど一度カスタマイズしてみたいなどあなた次第な部分ではあるものの、必要なスペックは満たしているか、不要なカスタマイズがされていないかは必ず確認しましょう。
使用目的・用途にあった性能を満たしているか?
こちらもカスタマイズと同じで、購入したいパソコンが使用目的や用途にあった性能をしっかり満たしているかも必ず確認が必要です。
現在はやっていないけれどいずれは3D処理やハイスペックを求められるPCゲームをやりたい場合は、それに見合ったCPUやグラフィックボードが搭載されているかもしっかり考える必要があります。
できるだけ快適にスムーズに動くパソコンが欲しい場合はHDDではなくSSD搭載のパソコンを選んでいるか、メモリは快適に動かしたい場合は8GBあるかも確認しておきましょう。
メモリについてはネット巡回やSkypeなどだけが目的であれば4GBでも大丈夫なので、使用目的に合ったメモリかどうかのチェックが大切です。
予算に合ったものかどうか?
カスタマイズやパソコン選びで十分迷った部分かもしれませんが、予算に合ったパソコンになっているかも必ず確認しておきましょう。
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どうしても必要なスペックは確保する必要があるので、例えば少しでも安くしたい場合はSSDからHDDにするもしくは容量を減らす、オフィスソフトを使わないのであれば追加しないなどの方法があります。
予算を削る方法一覧
- ストレージ容量を減らす
- ストレージをHDDにする
- OSを所持していればOSを買わない
- オフィスソフトを追加しない
CPUやグラフィックボード、メモリなどは使用目的に合ったスペックを選ばなければそもそもパソコンを購入しても不満が残るので、こういったところから予算に合うよう調節してみてください。
依頼先BTOメーカーの保証規定・キャンセル規定・支払い方法・納期は把握しているか?
BTOメーカーにはそれぞれ保証やキャンセルなどについての規定があり、支払い方法や納期についてもまちまちです。
どのBTOメーカーも基本的な保証として1年、さらに初期不良の対応期間が設けられているので、まずはこれらの期間を確認し、延長保証(3年程度)を入れるかなども考えましょう。
BTOパソコンは基本的に返品やキャンセルができなくなっているので事前のチェックが特に重要で、万が一の返品やキャンセルについてはそれぞれ規定があるので必ずご確認ください。
支払い方法は基本的に
- クレジットカード
- 振り込み
が多くなっていて、ショップによってはビットコインなど仮想通貨での支払い、代金引換、コンビニ払いなどもあります。
BTOショップやサイトで必ず支払い方法についても確認し、あなたに合った支払い方法を選択するようにしましょう。
最後に納期について、近頃のBTOメーカーでは即納対応しているメーカーもあり、国内BTOメーカー、特に大手BTOメーカーの納期はかなり短く、早く届くことが多いです。
しかし外資系メーカーでは数週間かかるところもあるため、あなたが必要なタイミングでしっかり届いているか、納期も必ず確認してくださいね。
BTOパソコンは発注完了・出荷後に変更できないので注意
先程の項目でもお話しましたが、BTOパソコンは出荷後はもちろん、発注が完了した後は基本的にカスタマイズの変更やキャンセル、返品などはできません。
一部メーカーではキャンセル手数料などを支払えばキャンセルも可能なものの、キャンセル費用はパソコン購入総額の20~30%とかなり高く、大きく損してしまいます。
これはBTOパソコンは受注生産であるという形式が大きな理由で、BTOメーカーは注文が入り次第、あなたのカスタマイズに合わせたパソコンを作り始めているんです。
全て標準モデルのまま作成した場合でももちろん、カスタマイズしたのであれば同スペックのパソコンとして販売することもできず、ショップは販売しにくい在庫を抱えてしまいます。
一度配送してしまったパソコンが返品されてしまった場合はショップにとっては「中古品」となり、新品より価値が下がったパソコンがショップに残ってしまうと考えれば分かりやすいですね。
このため初期不良の場合も基本的にキャンセルや返品にはならず修理や交換といった方法になるので、基本的にキャンセル・返品は不可となっています。
ちなみにこれは当然受注生産であるBTOパソコンの場合であり、市販されているメーカーパソコンについては適用されませんので、メーカーパソコンの場合はまたそれぞれの規定をご確認ください。
まとめ
今回はPC購入前に確認しておけば後悔しない最後のチェックリストを紹介し、なぜそのチェックが必要なのかをまとめました。
購入前チェックリスト
- カスタマイズは適切か
- 使用目的に沿っているか
- 予算範囲内であるか
- 依頼BTOショップの保証規定や返品、キャンセルについての規定、納期や支払い方法などを把握しているか
BTOパソコンを購入する際は選んだら即購入するのではなく、これらのチェックリストを最後に確認し、問題ないか、あなたに合ったパソコンかをチェックすることが大切です。
BTOパソコンは受注生産という仕組み上購入確定後や出荷後のキャンセルや返品が基本的にできないので、必ずこれらの項目を確認し、快適であなたに合ったパソコンを選ぶようにしていきましょう!
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