BTOパソコンの購入を検討している際に気になるポイントとして保証があり、どの程度の保証があるのか、メーカーによってどう違うのか気になりますよね。
多くのBTOパソコンショップの場合通常の保証は1年、延長保証として3年が一般的ではあるものの、ショップによる保証の違いもチェックしておきたいポイントです。
結論からお伝えしておくと、BTOパソコンの主要メーカー(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房等)は
- 保証は基本的に1年間
- 有料で3年にできるメーカーが多い
- 延長保証価格はメーカー次第
- 延長保証は購入時のみ選択可
- 保証だけではなく追加サービスの検討も
- 改造や国外持ち出しはNG
- 保証終了後も有償修理は可能
といった形での保証となっております。
ここでは保証が熱い、より保証が充実しているショップはどれかなどを各メーカーを徹底比較し、分かりやすくまとめているのでぜひご確認ください!
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BTOパソコン主要各社の保証・延長保証・初期不良対応期間まとめ
何より気になるBTOパソコンの保証や延長保証、さらに初期不良の対応期間など安心して使うための情報をまずは確認していきましょう。
BTOメーカー
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標準保証期間
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延長保証
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初期不良対応期間
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ドスパラ
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1年間(無料)
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2or3年間(有料)
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到着後1週間
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パソコン工房
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1年間(無料)
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3or4年間(有料)
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到着後2周間
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マウスコンピューター
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1年間(無料)
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3年間(有料)
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到着後1ヶ月
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ツクモ
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1年間(無料)
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5年間(有料)
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到着後1ヶ月
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フロンティア
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1年間(無料)
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3年間(有料)※HDDは1年
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到着後2周間
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DELL
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1年間(無料)
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3or4年間(有料)
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問い合わせが必要
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標準保証はどのBTOメーカーも基本的に1年、延長保証はそれぞれ有料で長いところだと5年も保証がある、初期不良の対応期間もかなり違いがあるという結果になりました。
また
- マウスコンピューターのデータ復旧安心パックサービス
- ドスパラのセーフティサービス
などそれぞれBTOメーカーが用意している保証サービスもあり、こういったBTOショップのパソコンはより安心して使えるようになっています。
まとめて確認するとツクモは5年もの延長保証をつけることが可能でお得、ドスパラやマウスコンピューターはセーフティサービスなどがあり安心、一方フロンティアは延長保証をつけてもHDDの保証は1年しかないため保証のお得感は若干足りない印象ですね。
メーカー保証対象外になる不具合・トラブルは?
BTOパソコンには無料で1年間の保証がついているとはいえ、もちろん保証対象外になる場合もあるので保証対象外となるケースもチェックしていきましょう。
本体の分解・改造を行った場合
パソコンの分解や改造を行ってしまうとほとんどのメーカーの場合は保証対象外となり、改造はHDDの増設なども含まれるのでご注意ください。
購入時の状態であることがメーカー保証の対象なので、違うパーツをつける、分解するなどはNGになります。
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日本国外への持ち出しをした場合
メーカー保証の範囲はあくまで日本国内で使っている場合であり、日本国外で使用、また持ち出しをしてしまうと保証の範囲からはずれ、保証対象外となってしまうんですね。
短期の場合は保証を続けたいのであれば諦める、長期旅行や留学などの場合は現地で購入して現地の保証を適用するなど対策を考えましょう。
通常の用途での消耗、劣化の場合
一般的な使用ではほぼありえないので基本的には大丈夫なものの、例えば24時間フル稼働でパソコンを使い続け消耗や劣化が激しかった場合は保証の対象外になってしまうのでご注意ください。
売却したり譲渡して所有者が変わった場合
パソコンを誰かにあげる、またもらった場合はメーカー保証は受けることができないので、人からの譲渡や誰かに売る場合は注意しておきましょう。
BTOパソコンの延長保証は実際必要?保証をつける判断基準は?
このようにBTOパソコンの保証をしっかり受けるためには様々な条件や制約を守る必要があるため、延長保証をつけたほうがいいのか、必要なのかについてを迷ってしまわれるかもしれません。
個人的には
- 10万円以上の場合は延長をつける
- 低価格パソコンにはつけない
と判断します。
延長保証は各メーカーによるもののパソコン価格の10%などとなっている場合が多く、10万円のパソコンであれば1万円の保証料が必要です。
しかし延長期間である3年間はしっかり使うことが前提である場合はともかく、低価格パソコンの場合はパソコンも進化し、3年後近くにはスペックに不満を持つこともあります。
こうなると延長保証よりは新しいパソコン購入を検討することが多くなるため、延長保証をつけていても無意味になってしまうんですね。
これはパソコンスペックを必要としている場合の判断なので、もちろん低価格のパソコンでも長期間使いたい場合は当てはまらず、延長保証をつけたほうがお得な場合もあります。
その他使い方やどのくらいそのパソコンを使い続けるか、ドスパラのセーフティサービスのようにその他のサービスも利用するかで状況は違うので、あなたの使用状況に合わせて選ぶようにしましょう!
保証期間外に故障した場合には?
パソコンが故障したけれど調べてみたら保証期間が過ぎていたという場合はどうしたら良いのか迷ってしまわれるかもしれませんが、有償になるものの修理を依頼することは可能です。
修理の見積もりを出してもらうことも可能なため、一度見積もりを出してもらいつつ新しいパソコンを購入するか修理するかを検討する方法もオススメなので、諦めず一度見積もりを出してもらいましょう!
購入後に延長保証は適用できない
延長保証は基本的に購入時につけるものなので、購入後やっぱり延長保証が欲しくなったからといって延長保証をつけることは出来ません。
例外や後から追加できるサービスがあるBTOパソコンメーカーもあるので、買った直後で延長保証なんて知らなかった、出来れば適用してほしいという場合は一度メーカーに問い合わせてみましょう。
まとめ
それぞれのBTOパソコンメーカーの保証期間や延長保証、初期不良の適用期間などをまとめ、適用できる詳細を紹介しました。
BTOパソコンは
- 保証は基本的に1年間
- 有料で3年にできるメーカーが多い
- 延長保証価格はメーカー次第
- 延長保証は購入時のみ選択可
- 保証だけではなく追加サービスの検討も
- 改造や国外持ち出しはNG
- 保証終了後も有償修理は可能
となります。
個人的に考える方法としては長く使うとその分トラブルも起こるため、高額・ハイスペックなパソコンの場合はドスパラのセーフティサービスなどと合わせて延長保証を使う方法がオススメです。
もちろんパソコンをどの程度使うか、どんなスペックを使うかによっても延長保証をつけたほうが良いのかの判断は変わるので、保証の内容をしっかり確認しつつ、あなたに合った保証を選んでくださいね!
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