パーツの選び方

BTOパソコンのグリスの簡単な選び方のコツ!目的用途を考慮した選定方法のポイント

市販のパソコンを使っているけど性能がいまいち、また市販パソコンは高いから安く高性能のパソコンを購入するためにもBTOパソコンを選びたいと考えたものの、実際にBTOパソコンをチェックしてみると多くの専門用語に戸惑うことが多いです。

どれを選べば自分が満足するパソコンになるのか、どう選んでいけば間違いがないのかなどは、知識がないとなかなか判断が出来ません。

今回はBTOパソコンを購入する際にチェックする様々な項目のうち、

  • グリスの簡単な選び方
  • グリスの目的用途を考慮した選定方法のポイント

これらのポイントを重点的に紹介しているので、もしあなたがBTOパソコンのグリスの選び方で迷われている場合はぜひご確認ください!

グリスの基礎知識

グリス、もしくはCPUグリスとはCPUとCPUクーラーの接触面に塗る潤滑剤のことで、接触面=ヒートシンクにグリスを塗ることでCPUとCPUクーラーの密着度を上げる効果を得られます。

CPUとCPUクーラーのヒートシンクをしっかりゼリー状のグリスでくっつけることで熱伝導の効率を上げ、CPUの熱を効率よく吸い取ることが可能になる、というわけですね。

このように聞くとCPUグリスはパソコンパーツの中でもサポート的なものなので、「あまりお金をかけなくとも良いのでは」と思ってしまうかもしれません。

しかしCPUは言ってみればパソコンの頭脳であり高負荷状態で熱が上がったままだと性能が下がってしまうので、効率的に熱を処理できるグリスはとても大切なパーツとなっています。

特にゲーミング目的などでハイスペックなパソコンの購入を検討している場合はCPUについてもスペックが高いものを選んでいるはずなので、グリスについても必ずチェックしておきましょう。

グリスの種類

BTOパソコンのグリスのカスタム欄を見るとメーカー表示などはなく「高性能グリス」など書かれてあることもあるので、まずはグリスの種類も確認しておきましょう。

シリコングリス

CPUグリスとして一番の定番であり安価なグリスがシリコングリスで、シリコンオイルが使われている

  • 耐熱性
  • 耐寒性
  • 化学的安定性

に定評があるグリスです。

基本的にCPUクーラーを買った際についてくるグリスはほぼシリコングリスとなっていて、ハイスペックなパソコンを使うわけでもないならシリコングリスで特に問題ありません。

セラミックグリス

セラミックグリスは密度の高さが特徴のグリスで、密度が高い=接触面積が増える、つまり熱伝導により優れたグリスとなっています。

シルバーグリス

名前の通り銀が採用されているグリスで、シリコンより熱伝導率が高い銀を採用していることにより、高負荷処理が考えられるゲーミングPCなどにおすすめです。

ダイヤモンドグリス

こちらも名前の通りダイヤモンドを採用したグリスで、シルバーグリスに使われている銀より更に高い熱伝導率を持つダイヤモンドを使用した、ハイスペック用パソコン向けのグリスとなっています。

BTOパソコンを作るときのCPUグリスの選び方のポイント

グリスとはどのようなものかを理解したところで、いよいよBTOパソコンを購入する、カスタムが必要な場合はカスタムする際の選び方のポイントをチェックしていきましょう!

使用目的・用途

CPUグリスはまず何よりもCPUを決めてからより効率の良いグリスを選ぶかを選択することになるので、まずはCPUの性能、そしてパソコンの使用目的をきちんと考えることが大切です。

ゲーミングPCや3D処理をメインとした高負荷処理が必要なパソコンでCPUも高スペック、オーバークロックモデルを選択している場合、グリスも高性能なタイプを選んだほうがより効果的に熱を処理することが出来ます。

 

そこまで求めていない、軽いゲームとインターネットができれば良いなどの場合はそもそも高スペックなCPUを選んでいないと思われるので、グリスも基本的なタイプで大丈夫です。

冷やしすぎるとCPUに悪影響があるということはないので高性能なタイプを選んでも問題はありませんが、BTOパソコンはカスタマイズすると値段も上がっていくので全体のバランスを考えて選択していきましょう!

予算

カスタマイズすると値段が上がっていくとお話しましたが、実はCPUグリスに関しては高性能なタイプを選んでも~2,000円程度プラスで、そこまで大きく変わるわけではありません。

しかし全体的にカスタムしたい場合はこの数千円に悩むこともあると思うので、CPUの性能、パソコンの使用目的を考えながら予算を調整していきましょう。

他パーツとの組み合わせ、相性

CPUグリスはパソコンパーツではなくCPUとCPUクーラーのヒートシンクに塗る潤滑剤なので、相性面は気にする必要はまずありません。

しかし使用用途のところでもお話した通りCPUのスペックが高くないのにグリスだけ高性能にしてもCPUの性能以上の効果を発揮するというわけではありませんので、CPUの性能と使用目的を考えて選びましょう。

まとめ

今回はCPUグリスの選び方をお話しました。

CPUグリスの選び方をまとめると

  • グリスには「シリコングリス」「セラミックグリス」「シルバーグリス」「ダイヤモンドグリス」があり、高性能なCPUを使う場合はダイヤモンドグリスなど高性能グリスを選択肢に入れる
  • 高負荷がかからない軽い使用目的のパソコン、CPUの場合は高性能なグリスは不要。必要に応じてグリスを選ぼう

 

CPUグリスはパソコンのスペック次第では「全く気にかけなくても良い部分」であり、そもそもBTOパソコンの場合は基本的な組み合わせできちんと動くように考えられています。

しかしパソコン購入時で考えるとカスタムしても値段が大きく変わるわけではなく、ゲーミングPCなど高性能・高負荷が予想される使用目的の場合は高性能なタイプを選ぶと熱伝導の効果が上がり、CPUの性能をよりしっかり引き出せるんですね。

ハイスペックなパソコン目的でCPUも良いものを選んでいる場合は高性能なグリスを使ったほうがきちんとCPU性能を引き出すことが出来るので、ぜひCPUグリスのカスタムも検討してみてください!